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聞文読報

聞こえる言葉を文字に起こし、目で聴く読み物に変えて発信します。

8月5日 白眞勲の質疑(抜粋) 参議院『平和安全特別委員会』

国会

※平成27年8月5日、参議院『平和安全特別委員会』より

白眞勲民主党

後方支援について防衛大臣に確認したいと思いますけども、この安保法制の中で重要影響事態、安全確保法、そして国際平和支援法においては武器と弾薬の輸送は可能であるということでよろしいですね?

中谷防衛大臣

政府といたしましては武器と弾薬の後方支援等につきまして、可能であるという認識でございます。

白眞勲民主党

ではもうひとつ確認なんですけれども、7月29日の防衛大臣のご答弁で「米軍のミサイルは輸送できるのか」という質問に対しまして、大臣は「法律では除外をした規定はございません」とされてますから、運べるということでよろしゅうございますね?これも確認でございます。

中谷防衛大臣

ミサイルは弾薬に分類しておりますが、ただし日米間のACSAによりましてミサイルは除くということになっておりますので、ミサイルを輸送するということは想定していないということでございます。

白眞勲民主党

私が聞いているのは想定ではございません。条約というのは変わります。そうではなくて法文上は可能かどうか聞いています。

中谷防衛大臣

法文上は可能でございますが、ACSAにおきましても条約でございます。

白眞勲民主党

法文上はミサイルは可能だということがわかりました。

それでは日本の自衛隊が核弾頭付きのミサイルを運ぶことは法文上可能ということになりますね?

中谷防衛大臣

輸送については可能であり、提供については法律上しないということであります。それは一般論であります。核につきましては我が国は当然核兵器は保有していないわけでありますし、米国もその存在を明らかにしてないわけでございまして、核兵器を輸送することは想定もしておりません。

白眞勲民主党

これからはそうすると日本の自衛隊核兵器を運ぶことが、この法文上可能になるということでございますね?法文上です私が聞いてるのは。

中谷防衛大臣

法文上は排除しておりませんが、ただしACSAにおきましてミサイル、これは含まないということになっております。それ以上に非核三原則というのが我が国はございますので、この原則は維持するということでございます。

白眞勲民主党

ACSAは条約なんです。我々いま法文の審査をしてて、そうやって別の条約をあちこち持ってこないでいただきたいんです。それから非核三原則ってのもこれは日本国内においてという話なんであって、公海上とかあるいは外国においては関係ないわけなんですよ。だからこれたいへんなことなんですよ!

つまり法律をよく見たら・・・もう1回確認しろということですからもう1回確認しましょう。日本の自衛隊核兵器を運べるということでよろしいですね?

中谷防衛大臣

先ほど武器の輸送について法律上運ぶことができないとされているということでございましたが、これは法律上は特定の物品の輸送を排除する規定はないということでございます。ただし核兵器につきましては非核三原則もございますし、また米国自身もそういうことは表明をしていないわけでございますので、全く我が国としては核兵器の運搬につきましては想定をしていないということでございます。

白眞勲民主党

法文上は可能かどうかだけを私聞いてるんです。想定はしてないとかそんな話じゃないんです私は!法文上可能かどうかYESかNOかだけお答えいただきたいと思う。この法律によって、もう1回聞きますよ。この11法の安保法制によって、これから日本の自衛隊核兵器を運ぶことが可能になるかどうかYESかNOかだけでお答えいただきたい。

中谷防衛大臣

法文上は排除はしておりませんが、ただしそういうことはまったく想定もしておりませんし、非核三原則がございますのでありえないということでございます。

白眞勲民主党

大臣これたいへんなことです、たいへんなことなんですね。法律をよく見たら核兵器も運べることになってるということですよね?これとんでもない話ですよ!

安倍総理はこう言ってますよ!「日本は70年前長崎そして広島において、それぞれ一発の爆弾、原爆によって多くの命が失われ、そして人生も将来も失われたわけであります。生き残った方々も辛酸を舐めながら塗炭の苦しみの中で人生を送ってこられたわけでございまして、我が国は世界で唯一の戦争被爆国として核兵器のない世界の実現に向けて国際社会の取り組みを主導していく決意であります」と言っておきながら、片や自衛隊は戦後初めて核兵器の輸送を行える法案を通そうとしている。これめちゃくちゃですよ!

岸田大臣にお伺いいたします。大臣は地元が広島でいらっしゃいます。明日まさに広島に原爆が落とされた70年目の日に当たるわけですね。私も明日広島の平和祈念式、祈念式ってのは祈るの念ずるの祈念式に参加するつもりなんですけれども、大臣ね、ビックリしたような顔されてるんですけれども、知らなかったのかなと思うんですこれ。知ってました?この話。つまり核兵器を持っていけるっていうことを。知っていたかどうか、これ聞きたいんですけども。核兵器を日本の自衛隊が輸送できる法案だということを。

岸田外務大臣

知っていたかというご質問ですが、法律の解釈についてはただいま防衛大臣から説明があったとおりであります。そうした説明について、この法律の現状について、いま私自身も承知をしたところでございます。

白眞勲民主党

つまり外務大臣、いま承知をしたってことですよね?知らなかったってことなんですね?私はね、被爆地出身の大臣として、私当然ね、これは議員となって当然被爆地の思いを胸に、また外務大臣国連でもNPT運用会議において演説されてるわけですよね?この前。もうこの法案ね、広島出身の大臣としてはね、国民に謝罪して白紙撤回すべきだと思いますがいかがでしょうか?大臣お答え下さい。

岸田外務大臣

法律の解釈については防衛大臣の説明にありますとおりだと理解いたしますが、これはあくまでも法律に基づいて我が国が主体的に判断し、そして対応するものであると承知をしております。我が国が主体的に判断する際に、非核三原則を始め我が国の今日までの核に対する政策、姿勢を考えた場合に、我が国として核等を運搬するということはありえないと私は思っております。それは決してありえないということだけはしっかり申し上げたいと思っています。

白眞勲民主党

あのね、いま外務大臣ね、あり得ないと言うけど、いま知ったばかりの方がですね、ありえないかどうかっていうのはどっかで確認されたんですかぁ?

ちょっともう1回防衛大臣にちょっと確認したいんですけど、先ほど提供することは法文上できませんと言ったかどうかですね。核兵器を提供することは法文上できませんと言ったかどうか。これちょっともう1回答えていただけませんか?

中谷防衛大臣

日本は核兵器を保有、持っておりません。したがいまして提供できないということでございます。

白眞勲民主党

持っていないから提供できないんじゃなくて法文上提供できるかどうかなんです、私が聞いてんのは。それどうなんでしょうか?

中谷防衛大臣

核兵器は三原則がありまして、『持たず』『作らず』『持ち込ませず』。事実日本は保有をいたしておりませんので、それを提供することはありえないということです。

白眞勲民主党

核兵器は消耗品なんでしょうか?

中谷防衛大臣

白眞勲民主党

あのですね、たいへん委員長に申し上げたいんですけれども、後ろからペラペラしゃべってるから私の質問聞けなくなってるんですよ、大臣が。ちょっとこれご注意願いたいと思います。

中谷防衛大臣

核兵器は核弾頭を持っております。これは我が国は保有をしていないということでございます。分類につきましては、弾薬に当たるということでございます。

白眞勲民主党

法制局長官にちょっとお聞きしたいと思います。

憲法核兵器は持つことは可能かどうか、これ聞きたいんですけども。

横畑内閣法制局長官

憲法核兵器を保有してはならないということではないという風にこれまで答弁しております。

白眞勲民主党

ほんとに今日はですね、私もちょっと驚き驚きのたいへんな状況になってきてるんですけども、ちょっとね、ここでね、私ね、なぁんでね、こうやってね、私もね、法文いろいろと眺めててすごくね、あれどうなってんだろうなぁ?ってのがあったんですよ。私が、私自身がね?それでね?原爆投下から70年ですよね?それから今日も暑いですよ、毎日暑い中で、私ね最近気になってんのはね、この電力不足って言葉がね、あまり報道で私自身聞いたことがないんです最近。だけども政府は原発の再稼動をやっぱりやろうとしてるわけですよね。ってことは安倍政権はもしかしたら核抑止力を、我が国の独自の核抑止力、そういったことで持ちたいのかな?という風にも思うんですけどもその辺はどうでしょうか?

岸田外務大臣

我が国は国内において非核三原則を始め様々な原則を持つと同時に、国際社会においてNPT条約、核兵器不拡散条約の締約国であります。この条約を誠実に履行するために、我が国として核兵器を持つことは決してないということは明確に申し上げておきたいと存じます。

白眞勲民主党

もちろんこれはいままでの政府の正式な見解ですけども、いま、法制局長官も憲法上は持てるんだとか、あるいはこの法律でも輸送ができるんだということを確認したわけなんですね。もう1回ちょっと聞きたいと思いますが、防衛大臣。毒ガスは運べるんでしょうか?

中谷防衛大臣

日本は毒ガスはもっておりませんし、またそういうこともしたことはございません。

発言者:中谷防衛大臣、岸田外務大臣、横畠内閣法制局長官白眞勲民主党